▶世界旅 トルコ二日目。
朝起きて、
隣のベットに寝ていた中国人の子がロシアに行くと言うのでお別れのハグ、たった数時間の出会いだけど不思議な友情感。
朝食レストランに行ってみんなに挨拶、
簡単な軽食を食べながら家族、夫婦、一人旅、
色んな仲間と話した。
日本だとこんなことあまり無いけど、
一人一人目を見て相手を知る、
そして『良き時間を!』と相手を思いやる。
大切なことだよね。
物質や価値観にとらわれすぎると『大切なこと』が見えなくなってしまう。
シャワーを浴びて屋上で太陽の光を受けながらストレッチ、チェックアウトを済ませて外へ。
外にオーナさんやスタッフがいたのでみんなで記念撮影、何故か僕のことを服部半蔵と呼ぶ 笑
そして街を散策、せっかくなので、
カッパドキアも行きたい!とツアー会社で交渉してたら一人家族を紹介したいと、トルコ絨毯のお店に連れていってくれました。
そこでは絨毯を店ながらトルコや近隣の国々の歴史、それぞれの種族によってモチーフや何で染めるかが違い、遊牧民のように暮らすなかで『命』や『日常』を記録する意味があると言うことを聞いて大変興味深かった。
近年の国の生き方として、『記録』が曖昧になり、意味をなして無い気がしていたので、
大切な何かを学んだ気がする。
もちろん僕の『俳優』と言う仕事も世の中の歴史と人間物語を『記録』と『体現』するための貴重な職業だと思っている。
それからまた街を歩いて、ホテルのトップガーデニンを見学したり、ブルーモスクの公園で地元の人のピクニックに参加させてもらったり、
人の優しさに触れました。
そしてトルコ航空のジェムさんから、
『タクシム』と言う街をオススメされたので行って来ました。
駅を出るとお花屋さんが並んでいて、
手作りの花の冠があったので思わず買ってしまった。
子供の頃シロツメ草で作ったのを思い出す…
町並みは近代的で、歩いているとデモに遭遇した。人々は熱狂的で『問題』を伝えようとしている。
詳しいことはわからないけどエールを送り後へ。
街並みが途中で変わる、近代的な街並みから芸術的な匂いのする街に変化した。
アートショップや小さいけど面白いお店が建ち並ぶ、石のパネルのアートに心引かれたけど、割れそうなのでコースターをお土産に買いました。
ありがとう。
そして一度スルタンアフメットに戻り、
ツアー会社と交渉して念願のカッパドキアのバルーンツアーをリザベィションしました。
300ユーロ。
良い感じだと思う、スタッフさんの奥さんが日本人だったり日本が好きだと言ってくれたので仲良くなって、僕の映画とCMを見てもらいました。
出発まで二時間あったので
『世界一美しい Apple Store Zorlu Center』
を一目見ようとニュータウンのショッピングセンターへ。
時間が無いから走って、
途中で美しいカフェや美術館に思わず写真を取りながらもなんとか到着。
ここにも色々な出会いと冒険がありました。
ショッピングセンター自体が遠くから見ても美しくて、衝撃を受けました。
そしてお目当てのApple storeに走り写真を撮ってきました。
美しい…
やっぱり建築とか素晴らしいproductに惹かれるんだなと思った。
そして急いでツアー会社へ。
途中電車が止まると言うアクシデントもあったけどなんとか間に合い、シャトルバスでサビハ空港へ。
時間も間に合い、
ラウンジでご飯を軽く食べ待っていたら、
1時間30分遅れと言う表示が…
『本当か?』と思いスタッフに確認すると
『yes!』と言うので仕方なくラウンジで仮眠、時間になったので207Aゲートに向かうと人がいなくて、
スタッフに聞くとゲートが208Aになったと言うので待っていたら更に一時間待ちと書いてあるので仕方なく空港スタッフが来るまで待っていたら一時近くに来て、乗ろうとしたらここはペガサスエアーだから違うと、
トルコエアーは別だと言うので急いで戻るとスタッフが308に行けと…
嫌な予感がしたので急いで下のフロアに行くともう誰もいない…
しかし目の前に一機飛行機があるのでドアを開けて飛行機まで走って行くと整備員が駆けつけて来て、『どうした?』と言われ、
事情を説明したら責任者の人がきてもうフライトが最終だと…
明日の朝の分に変えると言われたが、
バルーンは明日の朝の四時から…
ここからが最悪で何を言っても認めようとしないので悔しいけど諦める。
でも遠い空港でしかも二時過ぎ…ホテルもないし絶望的で映画『ターミナル』を思い出す…
トムハンクスの用に空港を楽しもうとも思ったのだが、この一週間ほぼ睡眠不足で活動してたからドッと疲れが出て来て泣きそうになる…
日本の仲間に電話して少しほっとして空港の隅で仮眠、みんな倒れる用に寝てる姿を見て、
この世界の変わりように不思議な気持ちになった…
悔しいなあ…これも人生か?
そして朝になり『タクシム』行きのバスへ…
さあ、どうなることか?
やれやれだぜ。
– wonderful life –